私はできる限り意識して「にこやかな」表情をするように心がけています。
というのは旧5000円札で有名な教育家・新渡戸稲造氏の著書「世渡りの道」でこのように述べています。
『かつて私が英文の聖書を読んだ折、 Be of good cheer(汝、心安かれ)という句がところどころに出てきている。この句は不愉快の時、艱難の時、病気の時、貧乏の時、罪に苦しむ時などに繰り返されている。普通に英語の「Cheerful(チアフル)」、愉快らしい顔をすることはそんなに難しいことではないと思っていたが、このように聖書にしばしば掲げられてあるのを見てから、なるほどこれは容易ではないことであり、宗教的に考えるとすこぶる重く、かつ実行しようとしてはじめてその重みがわかることだと思った。』
仕事や家庭などで不快なこと、辛いことに遭遇することがあっても愚痴をこぼさず、「にこやかな」表情でいることは本当に難しいことではあるがそれを意識してやることが関係を良くし、人生を豊かにするのだと思います。どこまで出来ているかは自信はありませんが。。。笑